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2022年12月にH様の奥様から相談希望のメールが届きました。
それから月末にご夫婦が来所され相談を受けてみると、既に10月にマンションは購入済みとのことで、これは当社にとってとても珍しいことでした。
なぜなら、ほとんどの方が当社に相談に来る時点では、中古マンションをこれから購入する予定か、すでに購入はしたがまだ売主が住んでいる状態なので、リフォー工事はまだ先という方が多いからです。
しかし、H様は既に10月に購入済みで空き家の状態なのでいつでも工事に着工できる状態でした。なぜ今まで放置していたのかが気になったので理由を聞いてみました。
すると購入する時より某リフォーム会社に相談しており、自分達の要望も伝えて現地調査も住んでおり、1月には着工できますかね・・・という話までしながら見積書が出てくるのを待っていたそうです。
しかし、それから約1.5カ月経過しても連絡がなく「これはぶん投げられたな!」と思い慌てて他に業者を捜し始めて当社へ連絡をくれたそうです。
このような事は業界的にはあるあるでして、全体的な内装複合工事と住宅設備機器交換に加えて間取り変更が加わり規模が大きくなると、関わる業種の数や段取りが複雑になるため、一般的なリフォーム会社の社員では対応が出来なくなるのです。それは経験年数や経験工事数が足りてないため、結果として見積もりが出来ないという状態になります。
そんな訳で当社を含めて2社に声かけをしたそうです。H様は夫婦で家具ショップやインテリアショップを巡るのが好きということで、リフォーム工事の内容にも拘りがありました。そんな拘りの内容も想定の予算内に納まったという事で当社へご依頼を頂いた次第です。
とても参考になる事例となりましたので、お楽しみください。