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K様との出会いは、ご本人から頂いたお電話でした。
ご訪問して色々お話を伺ってみると、現在住んでいるマンションの住宅ローンを安い金利の商品へ借り換えるとの事。その際に返済額が減った範囲で終の棲家としてのリフォーム工事を実施したいとの事でした。
娘さんも成人されており、今回のリフォームをきっかけに独立するとのことで、ご自分の好きなものに囲まれて過ごしたいとのお気持ちでした。私が伺った際には、既に大手リフォーム会社【住〇不動産】と知人の知り合いの工務店の2社と面談してお見積書等をもらっている状態でした。
どうも両社から提案頂いている内容に納得出来ずにサードオピニオン的に当社へお問い合わせ頂いた感じでした。話の流れで何が納得いかないかを伺うと【住〇不動産】の見積書は明細書の添付がなく全て一式明細で各住宅設備機器等のプラン書等の関係書類も無い状態でした。これで「何を判断しろというのか?」とも思いましたが、【住〇不動産】の担当者からは「契約後に詳細を詰めましょう!」と言われたようで、あり得ないと思ったそうです。私もそう思いました。
(TVCM効果や大手企業という事で依頼する方々が一定数いるのも事実です。しかし、リフォームやリノベーションの場合は会社の大きさより打合せ担当者・現場管理者の能力が出来の良し悪しを決めますので、大手・中規模・小規模に関わらず、気になる事業者が出れば問い合わせる事をお勧めします。)
2社目の知人から紹介を受けた工務店は、誠実だし真摯に対応してくれたが、木造住宅のリフォームがメインでマンションはほとんど経験がなく、ご本人達もやってみないと分からないという事でした。また見積もり費用等も大手より安かったが、やはり最後の決め手に欠けるとの事でした。
ではなぜ当社が選ばれたのか?もちろんマンション専門店という事で、大手リフォーム会社より費用が安いのは当たり前ですが、同規模の工務店との違いは、マンション工事の経験値とそれに基づいた提案力です。
これは私の持論なのですが、マンションを選んで住んでいる方々は、戸建住宅に住んでいる方々より基本的にセンスが良いと思います。その為、同じ予算でもフローリングや壁紙の素材やテクスチャーに拘ります。専門用語で言えば、インテリアデアインという事になります。
その為、主に戸建住宅のリフォーム工事をされている工務店等は兎に角、「安くて良いリフォーム」を提供する事がメインになります。これは悪い事では無いのですが、前述した通りマンション住まいのお客様はセンスが良いので、このセンスを分かって貰えない会社とはミスマッチになります。
今回のK様もご自身のセンスと会う業者を探しており当社に行き着いたのだと思います。
私もインテリア建材の商社出身でしたので、色々な住宅や商業施設に携わった経験から、同じ予算でも色柄・素材に拘ることで、仕上がりの見た目や雰囲気が、実際にかけたリフォーム費用の1.5倍、2倍に跳ね上がる事を知っております。
K様邸はそのお手本のような感じでした。今回タカラスタンダードという当社でも一押ししている水廻りメーカーの最新キッチンの最高グレード【レミュー】を導入しました。またヨガをする場所として拘った小上の和室、6畳間を丸々クローゼットに変更、これら所々にセンスの良いアクセントクロスを使用しているのも必見です。
是非、ご参考に!