《業者選びのポイント》～その6～

キッチンと洗面所やお風呂を遠回りせずに行き来できたら便利だな。キッチンは壁向きでなく反対のリビング側に向けて対面キッチンにしたい。二間続きの和室を一部屋のフローリングにしたい。

こんな風に今までと水回りの設備の位置や間取りを変更するときには、見積もりの前の段階であるプラン作りが大切になってきます。

設備の配置、間取りが変わると人の動き方である動線が変わってきます。そうするとどこに何を配置するかや照明の位置も変わってきます。

奥の部屋にあったピアノをリビングに持ってきたい。そうなるとテーブル、ソファーの位置が変わったり、照明の位置を考えたりしますね。今ある家具ではなく、買い替えて新しいものが必要になる場合もあるでしょう。そのような可能性も含めてプランを提案してくれる業者がよいでしょう。

洗面所やキッチンの位置を変えるなら、「洗濯機は今までここでしたが、こちらに置くようになりますね」「冷蔵庫はこの位置がよいでしょう」など、ただお風呂を新しくする、というようなリフォームではなく今までと生活の動線が変わる部分は、図面や間取り図を使って説明してもらい、自分たちでもイメージするとよいですね。

そういた提案をするにも、お客さんの要望を聞き出す能力が大切になります。ヒアリングの能力と、プランの提案力。そういった部分も信頼のできる業者を選ぶポイントになります。