当社には多くのマンションリフォームやリノベーションの相談が寄せられます。
①子供たちも独立したし、長年住んできたマンションを夫婦だけの終の棲家にするためのリフォーム工事をしたい(50~60代)
②子どもたちももうすぐ小学生になるので子育てのために中古マンションを購入したのでリフォーム工事をしたい(30~40代)
という2つのケースに分かれます。
この中で②の若い世代が中古マンションを購入してリフォーム工事やリノベーション工事をするために当社に来る相談者の多くは「もっと早く相談に来れば良かった!」と嘆くことが多いです。
なぜなら中古マンションの購入を優先してしまって、リフォーム工事やリノベーションのことがおざなりなってしまっているのです。そしてマンションという大きな買い物をする時にサポートしてくれている不動産会社の担当者を実態以上に信頼してしまい、彼らにリフォームやリノベーションの費用や施工会社のアドバイスを求めてしまう心理的流れがあります。
悪いわけではありませんが、彼らはあくまで不動産仲介のプロでありリフォームやリノベーションのプロではありません。
例えば、不動産仲介担当者に聞くと「住宅設備全交換(キッチン・ユニットバス・化粧台・トイレ・給湯器)、内装(フローリング・クロス・畳)工事を全てしてだいたい300万円位です。」と言われることが多いようです。僕からすれば、本当に最低限の価格です。仕様としては「賃貸にでも出すのですか?」と思いますし「カーテンやエアコンは見てないだろうなあ」とも思います。人に貸すのではなく、ご自分たちが住まうのですから快適にしたいと思うわけです。
そのためにはある程度機能の揃った住宅設備や雰囲気のあるフローリングやクロスを使用したりします。そうすると最低でも500万円はするわけです。また間取りを変更することもあるでしょう。そうすると600~700万円以上とかするわけです。
不動産会社担当を信用しすぎてはいけません(笑)
ではどういしたら良いか?
中古不動産購入を検討し始めた時からリフォームやリノベーションも同時に検討するのがベストです。
その理由も含めて動画にしました。30分と長いですが、真剣にリフォームやリノベーションを検討してる方は視聴してみてください。(早送りでも聞き取れるように編集してます。)