リフォームを考える時？～できるだけ金額を抑えた方がいい？～

リフォームの工事代金をできるだけ安くしたい。

ほとんどの方はそう考えますよね。ですから、リフォームをするのは今傷んでいるところや設備を新しくすればいい、金額も抑えられるし工事の期間も短くなる、そう考える方もいると思います。

たとえば、「リビングの床が傷だらけで歩くと音がするから床を新しくしたい」、「お風呂の追いだきができなくなったからなおしたい」など部分的な工事です。

しかし、新築から何十年かが経過した住宅の場合には、傷んでいる部分を修繕するだけの工事ですまないことがあります。マンションの場合には、床下に通っている給排水の設備そのものを新しくする必要があるケースもあります。そうなると金額が大きくなり、工事の期間は長くなります。

この先何十年と住み続けることを考えると、リビングの床を直したけど段差や間取りが不便なまま、お風呂の追いだきはできたけど寒くて出入りのしにくい浴槽のまま、マンションの給排水設備をそのままにしたけど漏水などが心配になってきた、などとならないように、必要な部分は一度でリフォームをすることがお勧めです。

もちろん、小規模なリフォームで済む場合もありますが、上記のような心配がある場合には、ある程度の予算と期間をかけたリフォームを行うことを家族で話し合い、確認することが大切です。