～リフォームを考える時～リフォームの目的は何ですか？

家が古いからリフォームしたい。そう考える方の中には、リフォーム業者と話をする時に、

「家が古いからリフォームしたい。新しくきれいにしたい。」と言って、本当にリフォームしたい目的や要望を伝えきれていない方が多いのです。

リフォームをすれば、新しいキッチンやお風呂になります。でもそれで本当に不便な部分や困りごとが解消できるでしょうか。

キッチンを取り換えたけれど、収納が吊戸棚で手が届かないので踏み台が必要。キッチンを以前の位置で新しくしたけど、食事を隣の居間まで運ぶ手間が解消されなかった。壁紙も床もきれいになったけど、居間に続く扉の隙間や段差はそのまま。

節水型のシャワーヘッドや、浴室乾燥機をつけたけど、将来のために浴槽の出入りが楽な浴槽にしたかった。

リフォームの目的をはっきりさせずに「新しくきれいにしたい」では、不便な部分や困りごとは解消されません。リフォーム業者もプロですが、目的をはっきり伝えないと本当に自分たちのしたいリフォームは実現できないでしょう。

リフォームの際の目的をはっきりさせ、より良い住まいにするためには、家族で話し合うことはもちろん、不便な部分や困りごとを確認しリフォーム業者に伝えられるようにしておくことが大切です