GTM-PTNSVTJ3
受付時間 | 10:00~17:00 |
---|
休業日 | 日曜日・祝日 |
---|
93マンションの和室を洋室にリフォーム!2つのパターン別費用とポイント
インテリアや暮らしやすさなどの面から人気の洋室。
リフォームでも和室から洋室に変更するケースが多いのです。
このとき間取りはそのままで和室を洋室にリフォームする場合と、和室とリビングを一体化する2つのパターンがあります。
今回は、2つのパターン別に和室を洋室にリフォームする際にかかる費用の目安とポイントをご紹介します。
和室を洋室にするリフォーム費用の目安
和室を洋室にするリフォーム費用を、2つのパターンに分けてお伝えします。
1.間取りを変えずに和室を洋室に変更する
このパターンにかかる費用は、建具交換なしの6畳の和室で約40~55万円。
次の内容が含まれています。
・畳から合板フローリングへの張り替え
・壁と天井、建具のクロス張り
部屋の広さやフローリング材・クロスのグレードによって、費用も変わります。
ふすまを引き戸に交換する費用は、既存の枠をそのまま使う場合で1枚3~10万円、枠を新設する場合で約12~15万円ほどかかります。
ふすまを開き戸に交換する費用は、約8~15万円です。
また、押し入れをクローゼットにする費用は40~55万円。
床の補強や断熱施工が必要な場合もあります。
2.和室とリビングを一体化するリフォーム費用
和室とリビングを一体化する場合、間仕切り壁や建具を撤去する必要があります。
撤去したあとの周辺はクロスが剥がれたり、床がむき出しになったりするため、補修が必要です。
和室の部分だけクロスやフローリングを張り替えればコストを抑えられますが、リビングとの微妙な色の違いが生じてしまうことも…。
和室だけでなくリビングも一緒にクロスやフローリングを張り替えた方が、統一感が出てきれいに仕上がります。
その場合の費用は80万~100万円くらいです。
部屋の広さや内装材のグレード、クローゼットへのリフォームの有無によって、費用も変わってきます。
畳からフローリングへの張り替えの注意点
畳からフローリングに張り替えるときは、次の点に注意しましょう。
■高さ調整
畳の厚みは55~60mmでフローリング材の厚みは12~15mmと、40~48mmほどの差があります。
そのため畳からフローリングに張り替えるときは、下地で高さを調整しなければなりません。
下地の上に床を支える役割を持つ「根太」を配置し、その上に合板下地を重ねてフローリング材を張ります。
■遮音等級
フローリングは畳とくらべて遮音性が低いため、防音対策が必須です。
マンションでは床材の遮音等級が決められているところが多いので、事前に管理規約を確認しておく必要があります。
指定された遮音等級のフローリング材を使用しましょう。
リビング一体化のレイアウトは引き戸で間仕切りが可能
和室とリビングを一体化したレイアウトは、和室だった部分に上吊り引き戸を設置するのもおすすめ。
普段は開け放して広々した空間に、引き戸を閉めれば独立した一室に変わります。
シーンに合わせて使い分けることができるので、とても便利です。
また、ガラスの引き戸を選べば閉めたままで部屋の奥まで見通せるので、圧迫感がありません。
空間を広く見せながら間仕切りするのに最適です。
黒スチールや木製などの枠、ガラスの種類によって印象も変わってくるので、ご自宅のインテリアにマッチするデザインの引き戸を選びましょう。
まとめ
和室を洋室に変更するリフォームで、間取りを変えずに変更するパターンは40万~55万円、和室とリビングを一体化するパターンは80万~100万円くらいの費用がかかります。
建具の交換や押し入れからクローゼットへのリフォームを入れると、さらにプラスαの費用が必要です。
マンションの構造や面積、施工内容によって費用も変わってくるので、リフォーム会社に相談し見積もりを出してもらってください。
2022.11.29 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
マンションリフォームを考えている方にぜひ知っておいていただきたいことを、コンパクトにまとめました。あなたの住まいをもっと快適に、もっと楽しくするためのヒント満載のオリジナル電子書籍をプレゼントします!