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92土間のある暮らしを楽しもう!リフォームで取り入れるメリットと使い方を紹介
マンションでも土間を取り入れるリフォームが増えています。
土間とは室内にあり土足で歩けるスペースのこと。
土間は玄関やインナーテラスに用いられており、おしゃれなインテリアや趣味のスペースなどさまざまな用途に使えることからリフォームでも注目されているのです。
今回は土間のメリットや使い方など、土間のリフォームについてご紹介します。
土間は玄関やインナーテラスで施工される
一般的に多いのが玄関の土間。
この土間を広くとることで靴を脱ぎ履きするだけでなく、収納や自転車等の整備、ベビーカーの置き場などさまざまな用途に使えるようになります。
間取りを工夫すれば動線がよくなり、さらに使いやすいスペースになるのも魅力です。
もう一つが、インナーテラスの土間です。
インナーテラスとは室内の窓際につくったテラスのことで、ガラス戸で仕切られたタイプと部屋と床材だけ異なり部屋とつながっているタイプがあります。
インナーテラスの土間は土足で歩くことはありませんが、天候に左右されないテラスのようなスペースとして活用できます。
土間のある空間にはこんなメリットがある
土間には次のようなメリットがあります。
■玄関に自転車やベビーカーが置ける
ベビーカーを置くスペースがないため、たたんで玄関の隅に立てかけておくしかないというご家庭も多いのでは?
玄関に広い土間があれば、たたまずにそのまま置くことができます。
また、自転車を駐輪場に置くのが心配、家で整備したいという場合も、土間に自転車が置けて便利です。
■汚れを気にしなくてよい
土間にはモルタルやタイル、コンクリート、石などが使われています。
どれも水や汚れに強い素材なので、汚れが気になるものの収納や作業に最適です。
■採光に役立つ
土間を広げることで、外に面した窓から光が取り込めるようになり、暗くなりがちな玄関が明るくなります。
また、土間に面した部屋に室内窓を設置すれば通気性もアップ。
■インテリアのポイントになる
土間によって開放感のある空間に仕上がります。
雑貨やグリーンを飾ったり、椅子やベンチを置いたりするとおしゃれでセンスのよいインテリアに。
土間のデメリットと対策を確認しよう
「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないように、土間のデメリットと対策を知っておきましょう。
■ほかの部屋が狭くなる
土間にスペースを割く分、どうしてもほかの部屋が狭くなります。
目的が曖昧なまま土間をつくると、結局は使わず無駄になってしまうことも…。
対策として「ベビーカーの置き場所を確保する」、「シューズクロークにつなげる」、「自転車整備に使う」など、目的を明確にしておくことが大切です。
また、家全体のバランスを考えて検討するようにしましょう。
■寒い
家の中でも玄関はとくに寒さに悩まされやすい場所です。
寒さの原因は玄関ドアや床にあるため、土間が広くなるとますます寒く感じることがあります。
これを防ぐには、土間の床下に断熱材を施工すること。
土間に使われる床材は断熱性が低いので、リフォーム時に床下の断熱対策をしっかりしておくことが必要です。
土間はさまざまな用途に使える
土間は工夫次第でさまざまな使い方が可能です。
どのような使い方があるのか見ていきましょう。
1.玄関収納
玄関の土間は、靴のほか部屋に持ち込みたくないものの収納にピッタリ。
オープンシェルフにしてブティックのように収納したり、部分的に仕切って適度に隠したりしてもいいですね。
2.自転車のメンテナンスや日曜大工
自転車やサーフボードのメンテナンス、日曜大工など、土間は床の汚れが気になる作業に向いています。
3.ガーデニング
インナーテラスの土間なら水や土がこぼれても掃除が楽にできるので、ガーデニングに最適です。
シェルフを置いてグリーンと雑貨を並べたり、暑さ・寒さよけにプランターや植木鉢を置いたりしてもいいですね。
4.洗濯物干し
インナーテラスの天井に格納式の物干しを設置しておくと、雨の日や生乾きの洗濯物を干すスペースとして活用できます。
5.ワークスペース
インナーテラスに、デスクとチェアを置いてワークスペースにするのもよいアイディア。
ガラス戸で仕切れるようにしておくと使いやすくなります。
6.リラックススペース
土間にベンチやチェア、ソファなどを置いておくと座って本を読んだり、コーヒーを飲んだりするリラックススペースに活用できます。
スペースに余裕のあるインナーテラスなら、テーブルも置いて食事やお酒も楽しめますよ。
7.子どもの遊び場
雨で外遊びができないときに、玄関土間で三輪車に乗ることができます。
また室内用の砂遊びグッズなどを使う場合も、土間なら汚れを気にせずに済みます。
まとめ
土間は住まいに絶対に必要なものではありませんが、あれば暮らしを豊かにしてくれるものです。
収納やガーデニング、リラックススペースなどさまざまな使い方がありますが、土間をどんな用途に使いたいのかを明確にしておくことが大切です。
また、土間にどの程度のスペースが割けるのか、家全体のバランスをみて考えましょう。
リフォームで上手に取り入れて、土間のある暮らしをぜひ楽しんでくださいね。
2022.11.25 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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