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67マンションの窓は自由にリフォームできるの?内窓や室内窓についても解説
インテリアにとことんこだわる方なら、窓も自分好みのものと交換したいと考えているのではないでしょうか。
ナチュラルインテリアに合わせた木製の窓枠や、好みのカラーの窓に変えられたら素敵ですよね。
しかし集合住宅であるマンションは、リフォームにさまざまな制約があるため注意が必要です。
今回は、マンションの窓リフォームの可否と内窓や室内窓について解説いたします。
マンションの窓は自由にリフォーム可能なの?
結論からお伝えすると、マンションの窓の外側は共用部分にあたるため、自由にリフォームすることはできません。
マンションには専有部分と共用部分があり、基本的にリフォームできるのは専有部分のみです。
窓やサッシは室内側が専有部分で、外側は共用部分となるため、サッシを好みのものと交換したり、窓の大きさや位置を変えたりすることはできないのです。
「無機質なサッシがインテリアに合わないから変えたかったのに…」
そんなときは、次でご紹介する「内窓」を検討してみるのもいいかもしれません。
お部屋の快適度を上げる「内窓」のメリット
内窓とは、既存の窓の室内側にプラスする第2の窓を指します。
窓1か所につき1時間程度で取り付け可能です。
内窓をつけると、元からあった窓と内窓の二重窓になるため、さまざまなメリットが得られます。
■断熱効果がアップ
内窓と既存の窓の間に空気の層ができるため断熱効果が上がり、冬の寒さ対策や夏の冷房効率アップに効果的。
結露もしにくくなります。
■防音効果も期待できる
窓と窓の間の空気層が、車の騒音など屋外からの音の侵入や室内の音漏れを防ぎます。
共用廊下に面した窓や寝室の窓にもおすすめです。
■防犯効果もあり
窓が二重になることで侵入しにくくなるため、防犯効果が期待できます。
■インテリアに合わせて選べる
内窓は断熱効果の高い樹脂製が多いのですが、デザイン性を重視したタイプも多く、木目調などインテリアに合わせたカラーから選ぶことができます。
また、北欧風やナチュラルなインテリアに合う木製の内窓もあります。
一方、次のようなデメリットがあることも知っておきましょう。
■窓の開閉が面倒
窓が二重になるため、慣れるまで窓の開閉を面倒に感じる方もいます。
■掃除の手間がかかる
窓やレールの数が倍になるため、掃除の手間が多少増えます。
オシャレなインテリアをつくる「室内窓」とは?
室内窓とは、室内の壁に設置する窓のことで、開閉できないはめ殺し窓と開閉可能なタイプがあります。
室内窓にはメリットが多く、リフォームで取り入れる人が増えています。
■効果的に採光できる
室内窓の最大のメリットは、採光に効果的なこと。
マンションに多い窓のない部屋も、室内窓を取り入れることで光が入るようになり、暗かった部屋がグンと明るくなります。
■換気しやすい
開閉式の室内窓であれば換気で風を通すことができるので、ジメジメした湿気やカビの予防になります。
■インテリアのアクセントになる
室内窓にはさまざまな素材やカラー、デザインがあり、インテリアのおしゃれなアクセントになります。
インダストリアルインテリアにはブラックのアイアンフレームの室内窓、北欧風インテリアにブルーグレーの木製室内窓、カフェ風インテリアに両開きの木枠の室内窓というような選び方が可能です。
丸見えになるのが気になるときは、チェッカーガラスなどを選ぶと適度な目隠しになります。
まとめ
マンションの窓は共用部分にあたるため、リフォームすることができません。
窓の雰囲気を変えたいときは、断熱・防音・防犯効果などのメリットも得られる内窓がおすすめ。
また、採光やインテリアのアクセントには室内窓が効果的です。
この記事を参考に、ご自宅の間取りやインテリアに合う内窓や室内窓を選んでくださいね。
2022.08.30 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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