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48使い心地のよいワークスペースのつくり方アイディア3選
テレワークや在宅ワークが増え、ワークスペースの必要性が高まっています。
しかし、専用の書斎が欲しくてもスペースが確保できない…という方も少なくないのでは?
そんなときは、リビングの一角をワークスペースにするのがおすすめ。
その場合、リビングは家族がくつろぐ場所でもあるため、ワークスペースをつくるときに工夫が必要です。
そこで今回は、使い心地のよいワークスペースをつくるための3つのアイディアをご紹介します。
アイディアその1:カウンターデスクを設ける
リビングの一角にワークスペースをつくるためのアイディア1つ目は、壁際にカウンターデスクを設ける方法。
デスクと椅子だけなら簡易的なワークスペースに、壁面に棚をつけたりデスク下にキャスター付きの引き出しなどを置いたりすると、本格的なワークスペースにもなります。
デスクの幅を広くとれば、夫婦や親子が並んで座ることも可能です。
このタイプのワークスペースのメリットは、気軽にデスクに向かえること。
リビングの一角にあるため、食事が終わったらすぐに仕事の続きを始める、子どもが遊んでいるのを見ながらパソコンに向かうということもできます。
また、学校から帰ってきた子どもたちが宿題をしたり、親が宿題を見てあげたりするのにも便利です。
また、ワークスペースとして使わなくなったとしても、読書やちょっとした書き物、子どもが絵を描いたり、小物をディスプレイしたりと、ほかの用途に使えるのもメリットと言えます。
デメリットは間仕切りがないため、まわりが気になって仕事に集中できないこと。
話し声や生活音も入ってしまうので、Web会議は難しいでしょう。
短時間の仕事や周りを気にせずできる仕事に向いています。
アイディアその2:室内窓のついた間仕切りでゆるく仕切る
2つ目のアイディアは、室内窓付きの間仕切り壁でワークスペースをゆるく仕切る方法です。
ドアはつけなくても間仕切り壁によってゾーニングできるので、メリハリのある空間になります。
また、室内窓によってワークスペースにも光が届いて明るくなり、視界を遮らないので部屋が広く見えます。
このタイプのメリットは、間仕切り壁のおかげで集中しやすくなること。
室内窓を通して双方向が見えるため家族の気配を感じられたり、ときにはコミュニケーションをとったりしながら仕事ができるので孤立しません。
仕事中デスクの上が散らかっていても、リビングから見えないので乱雑な印象になるのを避けられます。
一方、デメリットはドアがないため防音効果が期待できない点です。
Web会議中に声や生活音が聞こえたり、子どもがワークスペースに入ってきたりすることも…。
それほど防音が必要ないのであれば、十分活用できると思います。
アイディアその3:ドアと壁で独立したスペースをつくる
3番目は、壁でしっかり仕切りドアをつける方法です。
四方を壁で囲むことでプライバシーが守られ、防音効果も高くなります。
ただし、全て壁にしてしまうと圧迫感が出てリビングが狭く感じてしまうため、大きめの室内窓をつけた方がよいでしょう。
そうすれば、ワークスペースの奥まで光が通って明るさを確保できるのに加えて、リビングとひと続きの部屋のように感じられます。
このタイプのメリットは、防音効果が高いため集中して仕事に取り組めること。
仕事に集中したいときやWeb会議に最適のワークスペースと言えるでしょう。
また、開閉できる室内窓を選べば休憩中に窓を開けて、家族とコミュニケーションがとれるのも魅力の一つ。
デメリットは、リビング内に小部屋を一つ増設するようなものなので、リビングが狭く感じられる場合もあること。
この問題を解消するために、ガラスの引き戸で仕切るのも一つの手です。
全面透明ガラスの引き戸なら部屋が広く感じられますし、下半分が曇りガラスやチェッカーガラスの引き戸なら適度な目隠し効果も得られます。
まとめ
今回はリビングにつくるワークスペースのアイディアを3つご紹介しました。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自分の仕事のやり方に適した方法を選びましょう。
ワークスペースとしてだけではなく、子どもの勉強や遊び、家事室などにも使えるので、リフォームを機にぜひ取り入れてみてください。
2022.06.24 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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