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47リフォームで叶えるペットとともに心地よく暮らせる家
マンションをリフォームするなら、大切な家族であるペットにとっても快適に過ごせる環境にしてあげることが大切です。
ペットにとって快適な環境とは、「ケガや病気を予防して安全に暮らせる」、「なるべくストレスを感じないで過ごせる」、「室内で楽しく遊べる」などがあげられます。
これらをクリアしながら、人にとっても快適で心地よい家にしたいですよね。
そこで今回は、ペットと一緒に暮らす家づくりのポイントをご紹介します。
ペットの安全を守る滑りにくい床とは?
マンションの床材はフローリングが人気ですが、一般的なフローリング材を敷いた床はペットが滑りやすく、膝蓋骨脱臼やケガを引き起こす恐れがあります。
ペットが安心して室内を走り回れるように、リフォームを機に滑りにくい床材に変えましょう。
滑りにくい床材にはクッションフロア、コルクカーペット、タイルカーペットなどもありますが、ペットに配慮しつつインテリアも重視したい方にはペット用フローリング材が最適です。
外観は普通のフローリング材のようですが滑りにくい加工が施してあり、耐傷・防汚・抗菌・消臭効果を発揮するタイプもあります。
ペットの吐き戻しやおしっこなどの汚れも、サッとひと拭きで楽にお掃除できます。
天然木にこだわる方には、朝日ウッドテックの「Live Natural for Dog」がおすすめ。
天然木ならではのナチュラルな質感と滑りにくさを両立させた、小型犬にピッタリの天然木フローリングです。
また、ペット用フローリング材を選ぶときは、事前にマンションの管理規約をチェックし、必要な遮音等級をクリアしているか忘れずに確認しておきましょう。
猫の爪とぎ対策にはペット用壁紙と腰壁が有効
猫の飼い主さんにとって悩みのタネなのが、爪とぎで家具や壁紙がボロボロになってしまうこと。
とくに壁紙は、一旦傷がつくとそこから壁紙が剥がれてみっともない状態になってしまうので切実な問題です。
猫の爪とぎ対策としてリフォームの際に取り入れやすい方法に、ペット用壁紙や腰壁があります。
ペット用壁紙は特殊加工によりペットの引っかき傷に強く、防汚・抗菌効果も期待できる壁紙です。
普通の壁紙とくらべるとたしかに強度があり傷つきにくいのですが、何度も爪を研ごうとするうちに破れてしまうことも…。
これに対し、腰壁シートは爪が引っかからず防止効果がさらに高いのが特徴。
防汚・抗菌効果もあるので、お子さんのいるご家庭にも最適です。
ペットが届く部分だけ対策ができるため、腰壁から上は調湿・消臭効果のある壁紙にするのもおすすめです。
ただし、猫は爪が研げないとストレスが溜まってしまうので、思う存分爪とぎができるスペースを作ってあげましょう。
安心して寛げるペットの居場所を作る
ペットには、安心して寛げる居場所が必要です。
犬の場合、ケージやクレートでもいいのでリビングの隅など落ち着ける場所に置きましょう。
いつでも入れるように扉を開けておき、目隠しに毛布などをかけてあげたり、ケージカバーをつけてあげたりすると落ち着けます。
リフォームの際に、収納棚の一番下の部分を犬が入れる専用スペースにするか、室内ハウスをつくってあげてもいいですね。
一方、猫は高いところが好きなので壁面にキャットウォークを設置するのがおすすめ。
市販のものでもいいですが、リフォームの際に好みのカラーやデザインでつくると、インテリアにマッチした仕上がりになります。
飾り棚を兼ねたデザインなど、いろいろ工夫してみると楽しいですよ。
まとめ
ペットと心地よく暮らすためには、滑りにくさや強度、さまざまな性能に優れたペット用の床材と壁紙を上手に活用するのがカギ。
インテリアを損なわないおしゃれな外観や掃除のしやすさなど、飼い主にとってもメリットの大きいものを選ぶとよいでしょう。
また、ペットが安心して寛げる居場所を用意してあげることも大切です。
リフォームのとき、オリジナルのキャットウォークや隠れ家をつくってみてはいかがでしょうか?
2022.06.20 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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