マンションをリフォームするとき、内装や照明器具、家具にこだわるのはもちろんですが、おしゃれなインテリアを目指すなら細部も重視したいもの。

ドアノブやスイッチプレート、水栓金具といった小さなパーツもこだわって選ぶことで、ほかとちょっと差のつく個性的な空間に仕上がります。

今回は、インテリアを引き立てる小さなパーツについて解説します。

パーツの種類や選び方のポイントなどもお伝えしますので、よかったら参考になさってくださいね。

 

さまざまな部屋で使えるスイッチプレートとコンセントカバー

どの部屋にもあるスイッチプレートやコンセントカバーこそ、こだわりたいパーツです。

目立つものではありませんが、スイッチを入れるときやふと目に入ったときに気分が上がること間違いなしです。

 

スイッチやコンセントは現状のままでプレートやカバーを付け替えるだけなら、自分で交換することも可能です。

しかしスイッチやコンセントそのものも交換するときは、電気工事士の資格がないとできません。

 

たとえばレバーを上下に動かしてオン・オフを切り替える「アメリカンスイッチ(トグルスイッチ)」や、丸みのあるフォルムの「アメリカンコンセント」に付け替える場合は、工事が必要です。

リフォームのときに取り付けてもらうとよいでしょう。

 

水栓の交換で水回りをもっとおしゃれに！

トイレやキッチン、バスルームなどの水栓も、インテリアにアクセントを添えるアイテムのひとつ。

クラシックなインテリアにはアンティーク風の水栓、モダンなインテリアにはシンプルでスタイリッシュな水栓など、インテリアのテイストに合わせて選ぶのがポイント。

おしゃれな洗面ボウルや手洗い器とセットになった製品もあるので、チェックしてみるといいですね。

 

一つ注意しなければならないのが、トイレの手洗い器の新設です。

もともと手洗い器が設置されているなら問題ありませんが、新たに設置するときは配管工事が必要となるため、構造上設置が難しい場合があります。

購入前に業者に相談して、設置可能かどうか確認しておきましょう。

 

毎日触れるドアノブだからこそ本当によいものを！

ドアノブは毎日目にして手で触れるアイテムなので、本当に気に入ったものを選びたいですよね。

ドアノブやドアハンドルの材質は、真鍮製や磁器製、アイアン、ガラスなどさまざま。

インテリアのテイストに合わせて選ぶのはもちろんですが、ドア自体にもこだわるとさらにセンスアップします。

 

ただし、ドアノブやドアを自由に決められるのは室内のドアに限ります。

玄関ドアの外側は共用部分にあたるため、ドアやドアハンドルを勝手に交換することはできないので注意しましょう。

 

おしゃれなタオルハンガーやペーパーホルダーで個性を主張

キッチンや洗面所のタオルハンガー、トイレのペーパーホルダーも小さいながらもセンスの見せ所です。

タオル掛けは生活感が出やすいので、デザイン性に優れたタオルハンガーや上質でシンプルなタオルがおすすめ。

洗面台やキッチンのテイストやカラーに合わせて選びましょう。

 

また、トイレのペーパーホルダーはタオルハンガーと揃えると統一感が出ます。

トイレのような小さなスペースなら、ちょっと冒険してみるのもいいかもしれません。

思い切って柄物の壁紙を選んだり、凝ったデザインのペーパーホルダーやタオルハンガーを選んだりすると個性的な空間に仕上がります。

 

まとめ

今回はインテリアをクラスアップする、小さなパーツについてご紹介しました。

スイッチプレートやコンセントカバー、ドアノブ、水洗などのパーツは、お部屋のテイストに合わせて選ぶのがポイント。

リフォームの際に取り付けてもらえるように、プランを考える段階でリフォーム会社に相談してみましょう。

 

この機会に、あなたもぜひお気に入りの小さなパーツを見つけてくださいね。

 

2022.06.14　アールデザインラボ株式会社　根立洋平

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