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41床材は統一した方がいい?おしゃれな空間を演出する床材選びのコツ
マンションの床材はどのように選んだらいいのでしょうか?
床材選びでは素材やカラーも重要ですが、それと同じくらいどこにどのように張るかも大切なポイント。
床材を統一するか、部屋やスペースごとに変えるかによって、空間の印象も違ってきます。
また、フローリング材の張り方にこだわることで、おしゃれな雰囲気を演出することも可能です。
今回は、部屋の印象を左右する床材の選び方や張り方についてご紹介します。
床材を統一するとどんなメリットがある?
床材を統一するメリットは、部屋が広く見えること。
とくに効果的なのが、廊下とリビングの床材です。
廊下とリビングを同じ床材で揃えると、リビングのドアを開けたときに空間に奥行きが感じられて部屋が広く見えます。
リビングから続いたガラスのドアやパーテーションで仕切った部屋も、床材を統一することでさらに空間が広く感じられます。
リビングは家族が一番長く過ごす部屋であり、お客様をお通しする部屋でもあるので、開放感のある居心地の良い空間にしたいもの。
床材を統一することで広がりが感じられ、よりリラックスできる部屋になります。
また、床材を揃えると統一感のあるインテリアコーディネートが実現します。
センスのよいおしゃれな部屋作りを目指すなら、床材にもこだわってみましょう。
部屋ごとに床材を変えるのもアリ?
床材を統一せずに、部屋ごとに床の素材を変えたり、同じフローリングでも部屋ごとに色を変えたりするのもリフォームの一つの方法です。
たとえば、リビングはペットが滑りにくいフローリング、キッチンは汚れが目立たないタイル貼り、子ども部屋はキズつきにくいフローリング、寝室は裸足で歩けるカーペットというように、各部屋に適した床材を選ぶことができます。
部屋の用途や目的に応じた床材を選ぶことは、快適さにつながる大切な要素です。
また、すべての部屋を無垢材で揃えたいがコスト面が気になる…というような場合も、部屋に優先順位をつけることで解消できることも。
家族が裸足で気持ちよく過ごせるようにリビングの床を無垢材にし、使用頻度の低い部屋は別の床材にするなどがその例です。
部屋やスペースによって床材を変えることで、メリハリがついて雰囲気も変わります。
それぞれの部屋で違ったインテリアを楽しめるのもメリットのひとつです。
フローリング材の張り方にもこだわろう!
床材でもっとも人気のあるフローリング材には、張り方が何種類かあります。
張り方ひとつで空間の印象も大きく変わるので、チェックしておきましょう。
■定尺張り
もっとも一般的な張り方で、寸法が同じ床材を交互にずらしながら張る方法。
スッキリ整然とした印象です。
■乱尺張り
定尺張りと違って異なる寸法の床材を張る方法。
床材のサイズを揃える必要がないため、コストが抑えられるメリットがあります。
個性や面白みの感じられる仕上がりです。
■斜め張り
床材を斜めに張る方法で、おしゃれでモダンな雰囲気を演出できます。
個性的なインテリアを目指す方におすすめです。
■ヘリンボーン張り
「寄木張り」のひとつで、ヨーロッパでも人気のある張り方です。
ヘリンボーンとは「ニシンの骨」という意味を持ち、V字型に張っていく方法で、上品で洗練された雰囲気を醸し出します。
■市松張り
「寄木張り」の一種で、市松模様のように張る方法です。
学校の床などによく使われています。
まとめ
床材を統一すると部屋が広く見えたり、統一性のあるインテリアが実現したりするのがメリット。
部屋やスペースごとに床材を変える場合は、用途に合った床材を使用することによって快適度が上がる、コストを抑えられるなどのメリットが得られます。
また、床材の張り方にもさまざまな種類があるので、部屋のインテリアに合わせて選ぶのがおすすめ。
その部屋でどのように過ごしたいか、どのように見せたいかといった視点もプラスして、床材を選んでみましょう。
2022.05.31 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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