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36内窓はメリットが多い?マンションでも取り付けられる内窓とは?
「内窓」をご存知ですか?
内窓とは、今ある窓の内側に取り付けるタイプの窓のこと。
マンションはリフォームするにも何かと制約が多いものですが、内窓ならほとんど問題なく設置することができます。
内窓は施工が簡単でメリットも多く、リフォームでも人気のあるメニューのひとつ。
今回は、内窓のメリットや選び方のポイントなど内窓についてくわしく解説いたします。
マンションにも取り付け可能な「内窓」とは?
内窓とは、既存の窓の内側に新たに設置する窓のこと。
内窓を取り付けると、元々あった窓と内窓との二重窓になります。
マンションの窓やサッシの外側は共用部分にあたるため、リフォームには制約があります。
「断熱性の高い窓ガラスに交換したい」、「木製サッシにしたい」などと考えても、管理規約によって窓のリフォームが制限されているため、自由に交換することができないケースがほとんどです。
そんなときにおすすめなのが、専有部分に設置できる内窓。
内窓は窓の周りの木枠の部分に取り付けるもので、設置工事も30分~1時間と短時間で済みます。
既存の窓はそのまま、内側に新たな窓をプラスするだけの簡単リフォームです。
内窓のメリット1:断熱性が高くなる
内窓のメリットの1つ目は、「断熱性の向上」。
部屋全体の断熱性を高めるには、壁だけでなく窓への対策も必須です。
リフォームに制約の多いマンションの断熱対策には、内窓の設置が最適。
内窓には樹脂製サッシが使われており、断熱性に優れているのが特徴です。
内窓を設置すると、既存の窓と内窓との間にできる空気の層が断熱材のような役割を果たしてくれるため、断熱性が高くなります。
また、断熱性が高まると冷暖房効率が上がるため、光熱費の節約にもつながります。
内窓のメリット2:結露の防止
断熱性の低い窓・サッシは、冬になると結露してしまうのが悩み。
結露を放っておくとカビの原因となり、ダニの発生も招きます。
結露するたびに、こまめに拭かなければならないのも面倒ですよね。
内窓で断熱性が高まると外気の影響を受けにくくなるため、結露しにくくなります。
ただし、環境によっては元々あった窓が結露する場合もあります。
内窓のメリット3:防音効果がアップ!
屋外の音の多くは窓から入ってくるため、窓に防音対策を行うと効果的。
既存の窓と内窓との間に生じる空気の層は、防音にも効果を発揮します。
さらに、気密性の高い内窓を設置することで、既存のサッシの隙間から入ってくる音もシャットアウトすることができます。
また、内窓は室内の音漏れにも有効です。
子供の声や生活音などが気になる場合は、内窓を検討してみるのもいいかもしれません。
内窓の選び方はココがポイント!
内窓を選ぶときは、目的に合ったガラスを選ぶことが大切。
内窓のガラスには、1枚板の「単体ガラス」と2枚合わせの「ペアガラス」があります。
ペアガラスは、ガラスの間に中空層という空気の層があり、断熱性や防音性が高いのが特徴です。
更にペアガラスは、「一般ペアガラス」と「Low-Eペアガラス」、「Low-E高遮熱ペアガラス」に分かれます。
Low-Eガラスとは特殊な金属膜をガラス表面にコーティングしたもので、ペアガラスよりさらに高い断熱性能を備えています。
高遮熱タイプのLow-Eガラスは、日差しをカットするペアガラスです。
断熱性を求めるのであればペアガラス、より高い断熱性が必要な場合はLow-Eペアガラスがおすすめ。
日差しの強い部屋には、Low-E高遮熱ペアガラスを選ぶとよいでしょう。
また、防音や防犯を重視するなら、防音ペアガラスや防犯用ガラスなどを検討してみてください。
まとめ
内窓は既存の窓の内側に設置する窓で、短時間の設置が可能。
断熱性の向上や結露の防止、防音効果など、内窓にはメリットも多く、制約の多いマンションのリフォームにおすすめのアイテムです。
内窓を選ぶときは、設置の目的に合ったガラスの種類を選ぶのがポイント。
簡単な施工でお部屋の快適性がアップするので、気になる方はぜひ検討してみてくださいね。
2022.05.13 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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