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26リフォームで浴槽をもっと広く!バランス釜からホールインワンへ!
「バランス釜のお風呂を使いやすくリフォームしたい」
「狭い浴槽をもっと大きくしたい」
そんなときに最適なリフォームが、バランス釜から「ホールインワン」への変更です。
ホールインワンに変えることで、今のお風呂の悩みを解消できる可能性大。
バランス釜とホールインワンの違いや、それぞれのメリット・デメリットについてくわしくお伝えします。
お風呂の「バランス釜」とは?メリット・デメリットを解説!
「バランス釜」とは、浴槽の隣に設置されたガスを使ってお湯を沸かす給湯器のこと。
バランス釜は壁の四角い穴を通る煙突のようなもので室外につながっており、外気を取り込み(吸気)、燃焼によって生じた排気ガスを室外に出す (排気)仕組みです。
吸気と排気のバランスがとれていることから、バランス釜とよばれています。
バランス釜は築年数の古いマンションや団地などで使用されていますが、最近はリフォームでホールインワンに変更するケースが増えています。
バランス釜のメリットは、乾電池を使用しているため停電時にもお風呂を沸かせることや、追い焚きができる点があげられます。
一方、デメリットは浴槽が狭いこと。
20~30cm幅のバランス釜が浴槽の横に設置されるため、どうしてもその分浴槽が狭くなるのです。
また、浴槽に高さがあり、またいで入りにくいのもデメリット。
その他にも空焚きによるリスクがある、水圧が弱い、お湯が冷めやすいなどもあげられます。
「ホールインワン」とは?バランス釜とどこが違うの?
ホールインワンは「壁貫通型給湯器」とも呼ばれています。
バランス釜の給排気用の穴の部分に給湯器をおさめる作りで、壁面がフラットになるのが特徴です。
ホールインワンの一番のメリットは、浴槽が広くなること。
浴槽の隣にあったバランス釜がなくなるので、浴槽のサイズが30cm程広くなり、ゆったりと入浴できます。
浴槽の高さが低くなるためまたぎやすくなり、使い勝手がアップ!
また、ホールインワンはリモコン操作で電源のオン・オフや温度設定、お湯はりが可能で、空焚きの心配がいりません。
バランス釜にくらべて水圧も強いため、快適にシャワーを使用することができます。
バランス釜からホールインワンへのリフォーム3つのポイント
バランス釜からホールインワンへのリフォームについて、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
■リフォーム可能なのはバランス釜のみ
ホールインワンへの交換が可能なのは、バランス釜(BF式)のみです。
ホールインワンはバランス釜の給排気口を貫通させて設置するため、浴室内に煙突がついたタイプや屋外に設置するタイプは交換できません。
特にマンションは、共用部分にあたる外壁に穴を開けることはできないので、注意しましょう。
■費用が高め
ホールインワンに交換する際に浴槽も替える場合、本体価格に工事費を含めて25~30万円と、一般的な給湯器のみの交換とくらべると費用が高めになります。
■マンションのリフォームは管理規約に注意
マンションでリフォームを行う場合は、必ず管理規約を確認しましょう。
リフォームに関する規約があるため、事前に内容をよく読んで把握しておく必要があります。
まとめ
今回は、バランス釜からホールインワンへの交換リフォームについてご紹介しました。
ホールインワンにすると浴槽が広くなる、温度設定や湯はりなどをリモコンで操作できる、空焚きの心配がいらないなどのメリットがあります。
特に浴槽のサイズアップは、バスタイムを快適に過ごすための大切なポイントです。
バランス釜のリフォームをお考えの方は、ホールインワンの導入について業者に相談してみてはいかがでしょうか。
2022.04.08 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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