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31タンクレストイレで広々とした空間を演出!人気の秘密と設置のポイント (1)
マンションの狭いトイレをリフォームで使いやすく快適な空間に変えるには、トイレ選びが重要。
最近では、スペースはそのままでも空間を広く使える「タンクレストイレ」が人気です。
従来のタンク付きのトイレからタンクレストイレへの変更を考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、タンクレストイレの特徴やメリット・デメリット、導入のポイントについて解説します。
タンクレストイレとは?タンク付きトイレとの違いを解説
タンクレストイレとは、言葉の通り水を貯めておくタンクがついていないトイレのこと。
タンク付きトイレはタンクに貯めた水を使って流しますが、タンクレストイレは水道管に直結しており、水圧を利用して水を流す仕組みです。
タンクレストイレはタンクがない分、タンク付きトイレより10cm程短くなります。
また、タンクによる圧迫感が減るため、実際の寸法以上にトイレ空間が広くなった印象を与えます。
タンクレストイレの4つのメリットとは?
まずはタンクレストイレのメリットから見ていきましょう。
■トイレ空間が広くなる
マンションの限られたスペースの中でトイレを広くしようと思っても、スペースに余裕がなかったり、コストが高くなったりするため簡単ではありません。
しかし、コンパクトなタンクレストイレなら、スペースを広げなくてもトイレが広く使えるようになります。
■見た目がおしゃれ
タンクレストイレの外観は、スタイリッシュでおしゃれ。
白やピンク、ブルーといった一般的なカラーだけでなく、黒やグレー、ブラウンなどカラーバリエーションも豊富。
トイレのインテリアにもこだわりたいという方にもピッタリです。
■掃除がラク
汚れが溜まりやすいタンクとトイレの間の隙間や、便器と便座のつなぎ目がないので掃除しやすいのが特徴です。
■節水が期待できる
古いタンク付きトイレは1回水を流すのに13L程度の水を使うのに対して、タンクレストイレはメーカーによっても違いますが、約3.8L~4.8Lで済むため節水になります。
■続けて水を流せる
タンクに水を貯める必要がないため、何回でも続けて水を流すことができます。
タンクレストイレのデメリットも知っておこう
タンクレストイレを導入する前に、デメリットも知っておきたいですね。
どのようなデメリットがあるのか見てみましょう。
■水圧不足だと対策が必要
タンクレストイレは水圧を利用して水を流します。
そのため以前は、マンションの2階以上の部屋や高台の建物は水圧不足で使用できませんでした。
しかし最近では、水圧を調整できるブースター付きのタンクレストイレが登場したため、水圧不足でも設置可能になりました。
リフォームの際には、事前に水圧を確認する必要があります。
■停電時に水を流せない
停電時は水道水を流すための「電磁弁」が開かなくなるため、水を流せなくなります。
機種によってはカバーの下のレバーやハンドルを操作したり、乾電池を入れたりすることで水を流せるものもあるので購入前に確認しておきましょう。
■手洗器が必要
タンクについた手洗器がないため、別途手洗器を設置する必要があります。
タンクレストイレとセットになった手洗器であれば、給排水管を引く必要もなく簡単に取り付けることができます。
タンクレストイレを導入するための2つのポイント
タンクレストイレを導入するためには、業者による事前調査が必要です。
チェックしておきたいのが次の2点。
(1)水圧チェック
マンションの2階以上の部屋は水圧不足が考えられるので、必ず水圧を確認しておきましょう。
水圧不足の場合は、ブースター付きのタンクレストイレを選ぶ必要があります。
(2)手洗器のチェック
好みの手洗器を取り付けたくても、給排水管を手洗器の位置まで引けないと設置は困難です。
その場合は、タンクレストイレと手洗器がセットになったタイプを選ぶとよいでしょう。
まとめ
今回はタンクレストイレについてご紹介しました。
多くのメリットがあるタンクレストイレですが、導入前にデメリットとそれに対する対策も把握しておくことが大切です。
とくに、水圧や給排水管は機種選びにも影響してくる重要な要素です。
事前にリフォーム会社に調査してもらい、確認しておきましょう。
2022.04.26 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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