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21昇降式吊戸棚で家事効率アップ!使いやすさが魅力のキッチン収納
吊戸棚は定番のキッチン収納の一つですが、踏み台などに乗らないと上の段まで手が届かないため、あまり活用できていないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、「昇降式吊戸棚」です。
昇降式吊戸棚とはどのような収納なのか、特徴や種類、取り入れるときの注意点など詳しく解説していきたいと思います。
スッキリ収納できる便利な「昇降式吊戸棚」とは?
「昇降式吊戸棚」とは、使うときだけ棚をおろせる吊戸棚です。
一般的な吊戸棚は高い位置に設置されているため、手が届きにくいというデメリットがあります。
背の低い人だと踏み台などを利用しないと全く手が届かないので、使用頻度の低いものしか収納できないのが難点です。
昇降式吊戸棚はこのようなデメリットを解消すべく、使いやすさにこだわって設計されたキッチン収納です。
手動と自動があり、必要なときに目の前に棚が降りてくるのでサッと使えてとても便利。
普段は扉の中に格納されているので、スッキリ綺麗に片付いたキッチンを保つことができます。
昇降式吊戸棚は「収納」・「仮置き」・「水置き」の3種類
昇降式吊戸棚は大きくわけて「収納」「仮置き」「水切り」の3種類があります。
■収納
調理中に必要な塩や砂糖、小麦粉、片栗粉、スパイス類などを収納できるタイプです。
その他にキッチンペーパーホルダーがついているタイプも。
これらの調味料を外に出しておくと、油が飛んでベタベタしたり、見た目がゴチャゴチャした印象を与えたりしてしまいます。
昇降式吊戸棚に収納すれば、使いたい時だけ降ろし、使い終わったらしまっておけるので、スッキリしたキッチンをキープすることが可能です。
■仮置き
調理中に使ったボウルやざるなどの調理器具や食材などを仮置きする場所として利用できます。
シンク脇の作業スペースに色々なものを置くと調理スペースが狭くなるため、効率が悪くなります。
必要なときだけ降ろして使い、普段はしまっておけるため、大変便利です。
また、下段は調理中に洗った食材やキッチン用品を水切りするスペースとして利用することができます。
■水切り
水切りタイプの昇降式吊戸棚には、普通の水切りと、乾燥機能のついたタイプがあります。
水切りかごをキッチンに出しっぱなしにしておくと、雑然とした印象を受けますが、これは格納してしまえば全く見えなくなるのでいつでもキッチンはキレイなまま。
乾燥機能のついたタイプなら、さらに便利です。
昇降式吊戸棚を取り入れるときのポイント
昇降式吊戸棚を取り入れるときに注意したいポイントをご紹介します。
昇降式吊戸棚には、手で引っ張り下ろす手動タイプとボタンを押すと自動的に降りてくる自動タイプの2種類があります。
おすすめは自動タイプ。調理中に手動で棚を上げ下げするのは、意外と面倒なもの。
ボタンひとつで棚を下ろしたりしまったりできる方がずっと楽なのです。
また、水切りタイプの棚に食器がたくさん入っているとけっこう重いので、自動タイプの方が使い勝手が良いと言えます。
収納方法は使いやすさを基準に選ばないと、結局は使わなくなってしまうこともあるので注意しましょう。
まとめ
今回は、昇降式吊戸棚についてご紹介しました。
棚に手が届きにくく使い勝手が悪いという吊戸棚のデメリットを解消してくれるのが昇降式吊戸棚です。
収納、仮置き、水切りなどの機能を必要性に応じて選ぶと良いでしょう。
また、使いやすさという面では自動タイプの昇降式吊戸棚がおすすめです。
キッチンの間取りや構造によって設置可能かどうかも変わってくるので、マンションリフォームに詳しい業者に相談してみましょう。
2022.03.22 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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