GTM-PTNSVTJ3
受付時間 | 10:00~17:00 |
---|
休業日 | 日曜日・祝日 |
---|
部屋を広く見せるコツの一つが、「抜け感」。
同じ広さの部屋でも抜け感を意識するかしないかで、空間の印象がまったく違ってきます。
リフォームや家具のレイアウトのポイントを押さえれば、広々とした開放的な空間を実現することが可能です。
今回はマンションの部屋を広く見せるための、抜け感の出し方のテクニックをご紹介します。
リフォームで抜け感を出して部屋を広く見せるポイント
「抜け感」とは、視線を遮るものがなく部屋の奥の方まで見通せる状態のこと。
リフォームによって部屋を広く見せるには、この抜け感を意識する必要があります。
■壁を取り払う
リフォームで部屋を広くするのに効果的なのが、間仕切り壁や下がり壁を取り払う方法。
部屋をつなげることで実質的に広くなるのはもちろんですが、視線を遮る壁がなくなるため抜け感が出て、開放感のある空間が生まれます。
■ガラスの間仕切りで抜け感を出す
ガラス製の間仕切りを選ぶと、視線の抜けができて開放的な印象を与えます。
適度に目隠ししつつ抜け感も出したい場合は、上半分がガラスの間仕切りにしてもよいでしょう。
■室内窓も抜け感に効果的
室内窓を設置するのも抜け感を出す方法の一つ。
ガラスを通して奥の部屋まで視線が抜けるようになり、広く見えます。
■明るいカラーを選ぶ
壁や床をリフォームする際、なるべく明るいカラーを選ぶのが部屋を広く見せるコツ。
ダークカラーにすると圧迫感が出て、部屋が狭く見えてしまうので注意しましょう。
抜け感を出すための家具選びのポイント
家族が集まるリビングを例に見ていきます。
リビングのドアを開けたとき、窓の外の景色まで見通せる視線の抜けを意識することが大切です。
抜け感を出すには、背の低い家具を選んでなるべく視線を遮らないようにするのがポイント。
ロータイプのソファーやローテーブル、ローチェストなどの低い家具なら、窓から差し込む光も味方して部屋が明るく広々として見えます。
また、テレビボードやシェルフ、ソファーなどは、脚付きタイプを選ぶと床が見えて抜け感が出やすくなります。
とくにテーブルや椅子など脚の長い家具は、なるべく細い脚のものの方が部屋を広く見せる効果大。
同様にガラスのローテーブルや背板のないタイプのシェルフなどは、視線が抜けて開放感が出ます。
家具のレイアウトで抜け感を出すポイント
家具は壁際に配置して中央を空け、入り口から奥まで見渡せるようにするとコンパクトな部屋でも広く見えるようになります。
できるだけ家具をまとめて置いた方が、見た目もスッキリするのでおすすめ。
また、部屋を広く見せるためには採光も重要なポイントです。
光がたっぷり差し込む明るい部屋は、開放感のある広々とした空間に映ります。
採光のためにも、窓の前に家具を置いてふさがないようにしましょう。
ソファーやシェルフを中央に配して空間をゆるく区切るときは、できるだけ低い家具を選び、視界が遮られないようにすることが大切です。
脚付きの家具や背板のない家具、ガラス棚など、床や向こう側が見えるタイプがおすすめです。
背の高い家具を置く場合は、入り口側の壁の角がベスト。
どうしても存在感が出てしまうので、視界に入りにくいところに置きましょう。
まとめ
部屋を広く見せるコツは、抜け感を出すこと。
リフォームで壁を取り払って部屋をつなげたり、ガラスの間仕切りや室内窓をうまく取り入れたりすると抜け感が出て広く見えます。
また、家具は背の低いタイプや脚付きタイプを選び、視界を遮らないように壁際に置くとよいでしょう。
今回ご紹介したポイントを意識しながらリフォームや家具レイアウトを実践し、広々とした空間をつくってくださいね。
2022.03.11 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
マンションリフォームを考えている方にぜひ知っておいていただきたいことを、コンパクトにまとめました。あなたの住まいをもっと快適に、もっと楽しくするためのヒント満載のオリジナル電子書籍をプレゼントします!