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15家族間のプライバシーを守る遮音性とは?

リフォームで防音対策をする方法 (1)

集合住宅であるマンションでは、しっかりした防音対策を施すことが必要となります。

しかし、意外と見落としがちなのが家庭内での防音対策。

「リビングのテレビの音が気になって眠れない」

Web会議中なのに、隣室から子どもの声が聞こえてくる」

など、家の中で生じる生活音ってけっこう気になるもの。

 

室内の遮音性にこだわったリフォームでプライバシーを保ち、快適に暮らせるようにしたいものですよね。

今回は、マンションで家族間のプライバシーを守るための遮音性と、防音リフォームについてご紹介します。

 

リモートワークの増加で防音の必要性が高まっている

以前は、家の中の防音といえば安眠を目的とした寝室が主な場所でした。

しかし最近ではリモートワークの普及に伴い、ワークスペースや書斎の防音も重視されるようになっています。

 

リモートワーク中に生活音や家族の話し声が聞こえてくると、集中力を維持するのが難しくなります。

また、Web会議中に突然大きな物音がしたり、子どもの騒ぎ声が入ったりするようでは、落ち着いて会議にも臨めません。

 

Web会議中は自分が発する声も気になりますよね。

これは仕事に限らず、子どもが自室で電話しているときの話し声なども同様です。

 

他の部屋から雑音が入ってこないように、また音が外に漏れないように、リフォームによってしっかり防音することが大切です。

 

家庭内の防音対策のポイントは間仕切り壁にある!

住戸内で生じた生活音は壁を通して部屋に入ってくるため、防音効果を上げるには間仕切り壁のリフォームが有効です。

防音には、音を跳ね返すことで遮断する「遮音」と、音を吸収する「吸音」があり、防音性能を高めるためには両方必要となります。

 

吸音材として主に使われているのが、「グラスウール」です。

グラスウールは断熱材としても使われており、壁の中に施工することで防音だけでなく断熱効果も期待できるのが特徴です。

一方、遮音材にはシートタイプとパネルタイプがあり、吸音材と同様に壁の中に貼って使用します。

 

吸音材と遮音材を組み合わせて使用することで遮音性が高まり、壁を通して聞こえる音が軽減します。

寝室や書斎などを重点的に対策するとよいでしょう。

 

外部からの音の侵入や音漏れに有効な窓のリフォーム

工事や車、バイクなど屋外の音の多くは窓から入ってくるため、防音対策には窓のリフォームが有効です。

ただし、マンションの窓は共用部分にあたるので、サッシや窓ガラスを勝手にリフォームすることはできません。

 

そこでおすすめなのが、窓の内側に設置する「内窓」です。

内窓はインナーサッシとも呼ばれ、取り付けるともとからある窓と内窓との間に空気の層が生まれるため、防音効果や断熱効果が高まります。

遮音カーテンをプラスするのもオススメ。

しっかり対策することで外部からの騒音を防ぐだけでなく、Web会議中の会話が外に漏れる心配も解消します。

 

室内ドアの防音対策も行えばさらに安心!

壁以外で生活音が入ってきやすいのが、室内ドアです。

一般的な室内ドアにはわずかながらも隙間があるため、そこから音が侵入したり漏れたりしてしまいます。

 

壁や窓への対策の他にさらに遮音性を高めるためには、防音性能のある室内ドアを使用するのも一つの手。

「防音ドア」にはパッキンがついており、ドアを閉めるとパッキンが隙間をふさいで音の侵入や漏れを防ぎます。

防音ドアは寝室や書斎はもちろん、音漏れが気になるトイレにもおすすめです。

 

プライバシーを確保するには間取りにも気を配ろう

生活音に悩まされない静かな空間を確保するには、間取りに工夫することも大切です。

次のポイントに注意して、間取りを考えましょう。

 

・寝室や書斎はマンションの外廊下に面した部屋を避ける

・寝室は水回りから離れた場所にする

・隣室との間にクローゼットや廊下を挟むとよい

・トイレの位置は家族がくつろぐスペースからできるだけ離す

 

まとめ

家族間のプライバシーを守るためには、壁と窓、室内ドアを中心に防音対策を行うことが大切。

壁の中に遮音材と吸音材を合わせて入れる、内窓を設置する、防音ドアに交換するといった方法が効果的です。

また、なるべく音を気にせずに済むように、隣室との間にクローゼットを設けるなど間取りにも配慮する必要があります。

 

ご自分が求める目的にどのような防音対策が適しているのか、リフォーム会社に相談して進めていきましょう。

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