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14マンションリフォームで廊下をなくす
メリットとデメリットを解説!
「家でゆったりと過ごせるように部屋を広くしたい」という理由から、リフォームで間取りの変更を検討している方も多いはず。
マンションの限られた面積の中で今より部屋を広くするには、「廊下をなくす」という方法があります。
廊下のない間取りはメリットも多いのですが、同時にデメリットも存在します。
リフォーム後に後悔しないためにも、事前にデメリットを知り対策をしておきたいですよね。
そこで今回は廊下のない間取りのメリットとデメリット、リフォーム時の注意点についてご紹介します。
マンションリフォームでつくる廊下のない間取りのメリット
廊下のない間取りにはどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。
■ゆとりのある広い部屋が実現
廊下のない間取りの一番のメリットは、これまで廊下として使用していた2~3畳分のスペースがプラスされるため、部屋が広くなること。
最近はテレワークやオンライン授業などで家にいる時間が増えたため、家族がゆったりと過ごせる開放感のあるリビングが求められています。
廊下をなくし、さらに隣室やキッチンの壁も取り払うことで、広々としたLDKが実現します。
■動線がよくなる
廊下を通らずに部屋から部屋へと直接移動できるようになり、動線がよくなります。
また、キッチンとランドリールーム、ウォークスルークローゼットなどをうまく配置して回遊性を高めると、動線が短くなり家事効率も上がります。
■家族間のコミュニケーションが増える
子ども部屋や寝室にリビングを通って行く間取りにすると、家族の帰宅時の様子が見えて会話もできるので安心です。
LDKへの距離が縮まり居心地がよくなるため、自然と家族が集ってコミュニケーションが増えます。
■採光にも効果的
マンションの玄関や廊下は暗くなりがちなので、日中でも照明が必要ですよね。
廊下をなくすと玄関からLDKまでが近くなり、ガラス入りドアや室内窓、ガラスのパーテーションを用いると玄関まで光が届いて明るくなります。
廊下のない間取りのデメリットとリフォームの注意点
では、廊下のない間取りにはどのようなデメリットがあるのか、注意点とともにお伝えします。
■プライバシーの確保が難しい
トイレやバスルームの位置に配慮しないと、出入りするところを家族に見られたり、音漏れやニオイが気になったりすることも…。
とくに思春期の子どもがいる家庭では、プライバシーの確保が重要になります。
リビングからトイレが丸見えになったり、音が響いたりしないように間取りを考えましょう。
■来客時に気を使う
子どもが友達を連れてきたときや来客時に、必ずリビングを通らなければならないため、お互いに気を使ってしまうことも考えられます。
対策としては、玄関ホールから2方向への動線を作るのも一つの手。
1つはリビングへ、もう1つはファミリークローゼットからトイレや洗面所、キッチンへつなげ、来客の前を通らずに部屋に入れるような間取りにするとよいでしょう。
■レイアウトが悪いとくつろげない
廊下をなくすと部屋の中に通路を取り込むことになるので、動線を考えてレイアウトを決めないと、家族が行ったり来たりして落ち着けない…ということも。
テレビの前やワークスペースのそばを通らなくていいように、間取りや家具のレイアウトを決めるときは動線に配慮することが大切です。
■冷暖房効率が悪くなる
部屋が広くなると冷暖房効率が悪くなりやすく、とくに玄関との間にドアのない間取りではその傾向が顕著になります。
冷暖房効率を上げるには、リフォームで壁や床に断熱材を入れる、内窓を設置するなどの対策をとりましょう。
まとめ
廊下のない間取りには、メリットもあればデメリットもあります。
リフォームで廊下のない間取りにする場合は、デメリットへの対策をしっかり行うことが大切です。
トイレの位置や動線に配慮したレイアウトなど、具体的な内容については工事実績の多いリフォーム会社に相談してみましょう。
あなたも「廊下のない間取り」を上手に取り入れて、住み心地のいい快適な空間づくりを目指してみませんか?
2022.02.25 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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