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12優先順位をつけるのがコツ!
マンションリフォームを予算内に収めるには?
1マンションのリフォームプランを立てるとき、ついついあれもこれもと内容を詰め込みすぎて予算オーバーになりがち。
きちんと予算内に収めつつ満足のいくリフォームにするためには、要望に優先順位をつけることが大切です。
そこで今回は、マンションリフォームを予算内に収めるための優先順位のつけ方について解説いたします。
予算内でリフォームをするには優先順位付けが必要な理由
限られた予算の中でリフォームをするためには、プランを立てる時点で要望に優先順位をつけておく必要があります。
リフォームの目的に沿って、「これだけは譲れない」、「絶対に必要」という要望を優先させ、それ以外の要望と分けておきましょう。
あらかじめ要望に優先順位をつけておくと、リフォーム会社との打ち合わせもスムーズに進みやすくなります。
また、予算内に収まりそうにないときや予算オーバーしたときも、どこを削ればよいのかすぐにわかるのも理由の一つです。
ポイント1:リフォームの目的をはっきりさせる
最初に決めておかなければならないのが、リフォームをする目的です。
「老朽化した水回りをすべて一新したい」
「子どもが自立して夫婦二人の生活になったので、住みやすい間取りに変えたい」
「介護のためにバリアフリーリフォームがしたい」
など、リフォームの目的を明確にしましょう。
その上で、目的のためにどのようなリフォームが必要なのかを考えていくと、優先順位がつけやすくなります。
ポイント2:リフォームする部屋に優先順位をつけることも大切
予算が決まっている場合、すべての部屋を思い通りにリフォームするのは難しいもの。
そういうときは、部屋にも優先順位をつけましょう。
リフォームのメインとなる部屋が決まったら、予算配分もメインには多く、それ以外の箇所は抑えるというようにメリハリをつけることが大切です。
たとえば、最近人気のリビング中心のリフォームなら…
■リビングは隣室やキッチンとつなげて広々とした空間にする代わりに、寝室は寝る場所と割り切って省スペースにする。
■裸足で過ごしたり寝転んだりするリビングは、表面に無垢材を使用した複合フローリング材にし、その他の部屋はそれよりグレードの低い床材にする。
■リビングの一角に配した造り付けのカウンターテーブルを家族共用のワークスペースにして、書斎はつくらない。
このように工夫してみるとよいでしょう。
ポイント3:リフォーム箇所や建材を見直す
要望を全て叶えると予算オーバーしてしまう場合は、優先順位をもとにリフォーム箇所と建材を見直してみましょう。
床は絶対に無垢材、壁の漆喰塗りは諦めてクロスでもよい、ガラスブロックをやめてシンプルな室内窓にする、キッチンの収納棚は必要だがリビングは市販の家具から選ぶなど…。
これだけはどうしてもという要望以外は、施工方法や建材の種類とグレードの変更を選択肢に入れておくのもよいかもしれませんね。
ポイント4:見えない部分にかかるリフォーム費用に注意!
壁や床など見える部分ばかりに目が行きがちですが、普段見えない部分のリフォームも考えなければなりません。
築古マンションでは給排水管やガス管などの配管も寿命が近いため、交換する必要があります。
配管を交換するためだけに壁や床をはがすとなると工事費もかさみますし、トラブルが起きてからでは大変なので、リフォーム工事と一緒に行うのがおすすめです。
また、中古マンションでは壁や床に断熱材が入っていなかったり、入っていても性能の劣るものを使っていたりするケースが多く見られます。
その場合、断熱リフォームが必要になることもあるので注意しましょう。
まとめ
マンションリフォームを予算内に収めるためには、「リフォームの目的」をはっきりさせた上で、要望に優先順位をつけることが大切です。
優先順位付けは大変そうだと思うかもしれませんが、どの部屋を中心にリフォームするか、目的を達成するには何が必要かを考えながら進めると、それほど難しいことではありません。
リフォームプランを立てるときにやっておくと、その後がスムーズに進みます。
また、それぞれにどのくらいの費用がかかるのかなど、リフォームに関する具体的なことについてはリフォーム会社に相談しましょう。
2022.02.18 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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