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分譲マンションにおけるリフォームやリノベーションは、管理規約や使用細則によってさまざまな制限やルールが決められています。
リフォームをスムーズに進めていくためには、事前にリフォームに関する規定をきちんと確認しておくことが重要です。
ここでは、マンションリフォームの際にチェックしておきたい管理規約と使用細則のポイントについてご紹介いたします。
マンションの管理規約と使用細則とは?
マンションの「管理規約」とは、区分所有者が快適な暮らしを維持するための管理や使用について定められたルールのこと。
また、「使用細則」とは、マンションの建物や敷地、施設等の使用についてさらに細かく規定した決まりのことを言います。
管理規約と使用細則には、マンションのリフォーム可能な範囲や制限、必要・禁止事項などが記載されており、これに反するようなリフォームをすることはできません。
希望しているリフォームが可能かどうか、あらかじめ管理規約と使用細則の両方をしっかり確認しておきましょう。
マンションリフォームは管理規約と使用細則のここをチェックしよう!
分譲マンションのリフォームやリノベーションを進めていく上で必要不可欠となるのが、事前の管理規約と使用細則の確認です。
ここでは、リフォーム前にチェックしておくべきポイントについてご紹介します。
■専有部分と共用部分の範囲
マンションには「専有部分」と「共用部分」があり、リフォームできるのは専有部分のみになります。
一般的に、マンションの躯体部分を除く天井・壁・床が専有部分となっています。
玄関ドアの外部やバルコニー、窓ガラス・サッシ、パイプスペースなどは共用部分であるため、リフォームをすることができません。
あらかじめリフォーム可能な範囲を正確に把握しておくことが大切です。
■専有部分の修繕等について
マンションの管理規約と使用細則には、専有部分の修繕(リフォーム・リノベーション)についておもに次のような規定が記載されています。
やりたいリフォームができるかどうか、リフォームにあたって何が必要なのかを把握しておきましょう。
・理事会に対するリフォーム工事の申請方法や必要書類
・床材の遮音等級の指定などの防音規定
・電気・ガスの容量の制限
・リフォーム工事が可能な時間帯と工事が禁止されている日
・資機材の搬入出等による共用部分(エレベーターや駐車場、ロビー)の使用について
・近隣住人の承認の要否や挨拶
わからないことはリフォーム会社に相談しよう
管理規約や使用細則を確認する際、よくわからないことや疑問などが出てくる場合も多いのではないでしょうか。
そんなときは、リフォーム会社に相談してみることをおすすめします。
たとえば
「無垢のフローリング材でも規定された遮音等級を満たせるの?」
「キッチンの位置を大幅に動かすことは可能?」
「管理規約に違反せずにインテリアに馴染む窓にするには?」など…。
分譲マンションのリフォーム実績が豊富な会社であれば、無垢材を使用して遮音性能をクリアする方法や、間取りの変更がどの程度可能なのかなどの疑問にもしっかり答えてくれます。
管理規約や使用細則のチェックとあわせて、疑問点も解消しておきましょう。
まとめ
分譲マンションには管理規約と使用細則があり、リフォームやリノベーションについての規定が記載されています。
マンションのリフォームはこれらに則って行わなければならないため、事前に管理規約と使用細則で詳細を確認しておくことが必要です。
専有部分の範囲や工事の申請方法、防音規定、禁止事項などをチェックして、しっかり把握しておきましょう。
納得のいくリフォームができるように、疑問点などはリフォーム会社に相談しながら進めていくことをおすすめします。
2022.01.14 アールデザインラボ株式会社 根立洋平
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