マンションリフォームの基本の中のマンションリフォームでできる範囲についてです。

想い描く理想の住まいを実現できるのがリフォームの醍醐味ですね。

でもマンションリフォームの場合には、構造上、あるいはマンション管理組合の規約上できないリフォームがあります。

リフォームできるのは、原則としてマンションの専有部分だけで、共有部分はリフォームできません。

専有部分は個人のものなのでリフォーム可能、共用部分はマンション全体のものなので個人でのリフォームは不可です。

そのため、どこまでが専有部分なのか、きちんとわかっておくことが大切です。

大まかに言うと、外に接している部分は共用部分、室内に接している部分は専有部分です。

バルコニーは戸外なので共用部分、玄関ドアや窓ガラス、サッシなどは外側は共用部分、内側は専有部分となります。

ただし、室内にあっても、上下階を貫通している配管が通るパイプスペースは共用部分となります。

バルコーやパイプスペース、サッシは共有部分とされているので基本的に個人で交換はできませんが、管理規約によって認めらている場合があります。

また、専有部であっても、使用やリフォームに制約がある場合があるので、管理規約を確認することが重要です。