《業者選びのポイント》～その9～

リフォームをしようと考えたときから、家族と話し合い、自分たちの希望するリフォームのイメージを固め、ショールームに足を運んだりして準備をし、業者と話をしたりしてきました。

それでは、いつ工事を頼む業者を決めればよいのでしょうか。

結論を言ってしまうと、自分で「この人なら任せられる」と思った時です。最初に連絡を取った時、現地調査の時、見積もりを見せてもらって話したときが少なくても2回以上と考えると、これまでに4回以上はその業者と話をしているはずです。

その途中で、「この人は合いそうだ」、「プロとしての信頼ができそうだな」、「工事や管理に問

題なさそうだな」「金額の面でもそれ程下調べしておいたものと変わらないな」と思える部分があったことでしょう。

逆に、「いい人そうだけど、提案する内容がイマイチだな」「工事はちゃんとしてくれくれるのかな」「金額がずいぶん違うな」ということがあれば、相手を信じていない部分があるということでしょう。

そのような状態の人を、長く家のことを任せられるパートナーとして選ぶよりは、他の人を探すことを考えましょう。これまで準備をしてきたのですから、無理をせず、信頼できる人を探すことです。

それと、業者も人間ですから、「工事を頼んでやるんだから」という態度だと、良好な関係を保つことは難しくなるでしょう。お互いに信頼できて、自分たちの言うことを踏まえて提案をしてくれる、そんなパートナーを探していきましょう。