《二重天井》

天井スラブの下に空間をつくり、天井の仕上げ材を貼ったもの。

天井スラブ（コンクリートの部分）と天井仕上材の間の空間に照明器具の配線や、台所、洗面、トイレ、浴室などについている換気扇のダクトを通すことができます。

配線などが空間を通るため、照明器具の位置を動かすことができますし、ダウンライトなどの埋め込み照明もできます。

また、空間があるので遮音性も高まりますし、天井の凹凸がなく平らで見た目がすっきりしています。

ただ、天井スラブ(コンクリートの部分）からの距離がある分、天井が低くなってしまいますし、コストもかかります。

それに対して、天井スラブ(コンクリートの部分）に直接ビニールクロスなどを貼って仕上げたものを直（じか）天井といいます。

直天井の場合は、証明用の配線がスラブ内に埋め込まれているので自由には動かせませんが天井の高さがとれますし、コストも安くなります。