今回は、《ＬＤＫ》についてです。

Ｌはリビング（居間）、Ｄはダイニング（食事室）、Ｋはキッチン（台所）の意味で、この３つが一体になった部屋。居室の数によって必要な広さが違います。たとえば居室が１部屋の場合は８畳以上でＬＤＫと表示されます。２部屋以上の場合は１０畳以上になります。

ＬＤＫは、リビング、ダイニング、キッチンが一体となっていて広い室内空間のため開放感があります。対面型のキッチンの場合には、キッチンで調理や洗い物などをしていてもリビングやダイニングが見渡せるため、家族やお客さんとのコミュニケーションが取りやすくなります。

また、キッチンと食事をする場所が近いために、配ぜんや後かたづけが楽です。手伝いもしやすいですね。

反対に、一体の空間で見通しが良いため、キッチンの配置のよっては調理中の様子が見えてしまう場合があります。手元を隠せる高さのキッチンカウンターがあると、料理器具や食材などが直接見えることがないので便利です。調理中のにおいや煙、熱なども充満しやすくなるので、高性能の換気扇を使用するなど対策が必要です。

ＬＤＫに収納が多めにあると、リビングで使う家族のものがすぐにしまえるので、急な外出や来客のときにも便利です。